2007年8月31日

屋久島旅行記 (縄文杉登山付) 3日目 屋久島観光編(前半)

※量が多いので前半・後半と分けました

やること(縄文杉登山)も終わったので
予約していたレンタカーを再度借りて、
屋久島を1日中観光することにしました。

本日の目的は・・・・

 

屋久島名物 海がめ!!!を見ることなのだ〜
うみがめ!うみがめ!!(カメ好き)

 

 ←イメージ

はぁはぁ・・・・
こんなんだったらどうしよう(⌒∇⌒*)

はたして無事に海亀を見ることはできるんでしょ〜か(((゜Д゜)))
(ちなみに私はこのために屋久島に来たようなもんだ!)

 

 

 

屋久島登山から1夜あけた、8月31日。
本日は2007年の8月最後の日です。

今日のメインディッシュは「海亀!!」
しかし海亀タイムは夜なので、それまでのんびりと観光するzuho一行。

 

昨日は1日登山していたため、レンタカーを返却していましたが
再び同じ会社のレンタカーにて出発です。

(屋久島のレンタカー屋さんは登山者が多いので慣れているのか、
 車をホテルまで持ってきてくれます)

↑同じ車を借りるので便利。

 出発です。

 今日もいい天気!

 

おととい(1日目)は宿の「安房(あんぼう)」から、南西に走ったので
本日は逆に右回りで走ることにしました。

まずは目指すは屋久島一番の大都会、宮之浦です。


※地図画像:屋久島リアルウェーブ様より

 

屋久島豆知識

屋久島の1周は約100km。
具体的には
「車ではノンストップで周れば1周が3時間程度、
 ゆっくり周れば5〜6時間で一周できるのが屋久島」
なのです。

(小さいような大きいような)

ちなみに、整備された道路は島の外周のみです。
真ん中は高い山がそびえているのでほとんど入れません。
世界遺産地域なので道路開発ができないという話も聞いたことがあります。


そんな小さい島なので、目的地の宮之浦までは
ドライブ気分を味わう前に、すぐについてしまいました。

 

 

■観光といったらみやげ物

宮之浦は都会なので(屋久島のなかでは)
まずはショッピング。

屋久島でのショッピングとは、
色々な人にわたすお土産を物色するという意味・・・。
(まだ最終日でもないのに)

色々と物色している同行者に比べ
特に土産を配る気があまりない私は、みやげ物のラインナップをチェックしたり
試食したりでやや暇。

そんななか、屋久島の土産物屋に「屋久島ガイドブック」があったので
どこにいこうかな〜と、見てみると・・・

「屋久島環境文化村センターが超すごい」

ということが書いてありました。
普通ならこんなマジメそうな名前の場所には行かないのですが
「屋久島環境文化村センターいっとくべき!」「とてもよかった」
などというコメントがあったので、興味引かれつつ期待しないで行ってみる事に。

どこだろう?

 

と地図をチェックしたら、すぐ目の前にありました
(宮之浦港のそば)

 ここか〜

 入ってすぐ、ホールを突き抜けて屋久杉が・・・

おお、大迫力〜!
と思っていると、美人のお姉さんがやってきました。

 「ココがコウでこんな感じ・・・」

と、美女の説明が!
こ、これはすばらしい(*⌒∇⌒*)

 屋久島のジオラマのようなもの

この屋久島の立体は、自分が昨日1日かけて歩いた
屋久島の縄文杉までのルートが見えるなど、結構かんど〜なのです。

 しっかしこの水色のツブツブは何だろう?

 見上げてみる

この水色の粒は、屋久島の雨量を示しているらしいです。
(屋久島は超雨が多い場所)

場所によって年間雨量がこんなに違うのだ!!というのがすぐにわかります。
1つだけ飛びぬけて多い場所があるけど
だからこそ、世界遺産の杉が育成されたのかもしれない。

そのほかの展示物もありました。

 カメの産卵の図

か・・・かめ!!

今日はこのカメを見に行くのだ。
1人だけ盛り上がる私。(同行者はそれほど興味ないっぽい)


展示物を見ていると館内放送がありました。
「これから大型ホールで上映いたします、皆様是非どうぞ」

ん?
えいが?

期待しないで行ってみると・・・・
この大型ホールでの上映が・・・・・・・すばらしかった!!!
この上映ホールでの映像こそが、この場所をすごい場所と言わせているのでしょう。

 

上映場所の画像はこちら

 

 (←自分でも撮ってみたけど伝わらない) 

上記のリンク先の画像、
左のほうに女性がいるのですが相当小さいと思います。

これはそれだけでっかい!!
そして内容はかなりいい。感激した(((゜Д゜)))

ぜひここは訪れるべきところだと思いました。侮れん・・・っ

 

■工芸にもふれてみることに

その後、屋久島らしく杉での工芸品を製作・販売をしている工房にいってみました。
(観光本にもちゃんと載っているのだ)

 ここか〜 

 工房の中を見学 

 
↑真ん中にある茶色のが作品のサルだそうだ

 隣の棟で販売もしているのだ 

同行者はここでも土産を物色。
(どんだけ土産を買うんだ?)

美術工芸品の勉強をしたあとは、
海がめに続いて私の第2の目的だった場所に行きます。

ドキドキ・・・・・

 

  道路を少しだけ走り・・・・・・

 到着しました!!

 ・・・大感動

へ?
ここのどこが感動スポット?
と思われることでしょう。

・・・はっきりいってマニアックな感動の仕方ですが
これには理由があるのです。

話はさかのぼって、そのころの私は
とある仕事が超〜〜〜忙しくて、この屋久島旅行と、
その数日後に行く九州旅行が楽しみで生きていました。

そんなとき、ぼくの癒しがこれです。

屋久島ライブカメラ、宮之浦からの風景
(ライブ画像を見るをクリックすると見えます)

じつは、仕事中、疲れたときはこのライブカメラを見て
屋久島の風景ってきれいだな〜とか
しかし、毎日雨がふってるな〜とか
毎日同じ黒い車がとまってるな〜とか
これどこから写してんだろうな〜とか

まあ、入院している患者が外を眺めて思いを馳せるようなことをしていたのでした。
(当時は毎日タクシー帰りであった)

 

わたしは、いま、その毎日眺めていた場所に、リアルでいるのだ。
ありがとう、屋久島リアルウェーブ!

今日も同じ場所に同じ黒い車いるのもステキ。
↑こいつが毎日とまっていた車か〜と、感動(あほです)

 

で、肝心のカメラ探し

 あった!

そのライブカメラにピースなどしてみる。
ライブカメラなので、万が一そのときに画像を見ている人がいたら
あほが騒いでるな〜と思ったのだろう・・・。

 感激ついでに柵を越えてみる

 川もとってもきれい!!

ちなみに、この屋久島リアルウェーブには「宮之浦の風景(わたしが見たほう)」と
「安房港からの風景」の2種類ありますが、
なぜ私が宮之浦の風景を見ていたかというと・・・・

実は安房港からの風景のほうは
2007年8月、1回目の屋久島行きを阻まれた台風マンニィによって
カメラがぶっこわれて、宮之浦しか見えなかったのだ。

ちなみにそのカメラが壊れる前は、船便でいく予定だったので
安房港からの風景ばかりみてました。
マンニィに壊されたからこそ、この感動があるのだ(ウダウダ)

 

■昼はリッチにいわさきホテル

思い入れのある光景の写真を撮ってご満悦の私。
そろそろお昼ごはんの時間になったので
再度車を走らせて次なる目標に行くことにしました。

次は「屋久島の高級ホテル いわさきホテル」に突撃なのです!!

高級ホテル・・・1泊25,000円ぐらいと観光本に書いてあった木がします。
高くていけないぞっ!
でもそんなところだからのぞいてみたいのだ(⌒∇⌒)ノ

「尾之間」へGO

 ブロロ〜

 ←やはり変看板は気になります

そしてつきました。
リゾートホテル 屋久島いわさきホテル。

 バ〜ン 

 ド〜ン

 駐車場からしてご立派

 入口も立派

う〜ん、、、
貧乏生活が身についているからか、高級な場所に来るとどうしても身構えてしまいます。

しかし!!
勇気を出して第一歩・・・・!

ん?

 なんじゃこれは〜! 

 掟破りのホテル内屋久杉・・・

ホテルの中にでかい木がありました。
どうやら本物ではないらしいですが、高級ホテルはやることが凄い(((゜Д゜)))

 館内もご立派

さて、緊張しつつもご飯を食べに来たので
やることをやってしまおうと思います。

ボーイさん「ランチメニューです」

とわたされたのはコレ

 おっ!きた〜この価格!

コレを期待していました。
やはり昼ごはんに2000円はかかるという
日常生活ではありえないこの苦行(?)を味わうのが醍醐味です。

zuho「すみませ〜ん」
ボーイ「はい、何をご注文でしょうか?」

zuho「この、『西郷隆盛 黒生ビール』をくれなのだ」
ボーイ「・・・・・」

平日の昼間から、いきなり食事を頼まず生ビール(しかも西郷隆盛)を頼む女性。
う〜む。

さて、同行者は1800円ぐらいのランチセットを頼みました。
意外と安い。

 おおっ!少ないぞ!! 

 シュークリームのデザート付
↑クリームが紫色なのは、鹿児島名物むらさきの芋を使っているそうだ。

もぐもぐ・・・・

zuho「すみませ〜ん」

ボーイ「はい!(今度こそ食事か?)」

zuho「この西郷隆盛黒ビールもういっぱい!」
ボーイ「・・・・・・・・。」

私は2杯目を頼んだのだった。

 

 食事場所 

 この景色は最高のつまみ

このホテルは泊まりはしませんでしたが(私には高い)
ここのホテルがとても素敵な場所ということははっきりわかりました。

このすばらしい景色を見ながら飲む西郷隆盛黒ビール(たしか690円)は
相当に贅沢な気分を味わえたのだった。←というか贅沢過ぎ

ほろ酔いになってホテルのトイレに行く途中にゲームコーナー発見!

 開いていませんでした・・・・

 

■屋久島 リサーチパークへGO

まだまだ時間に余裕があるので、
リサーチパークという植物を見える場所に行くことに。

先ほどのいわさきホテルから数分の場所にあります。

まずは駐車場に車を止めて、入場料を払って園内に。

 入口すぐは熱帯植物系。 

 おいしそうな実がなっていました!

 堂々としてます。

 マンゴーとかパパイヤとか南国系のフルーツいっぱい

 触れる場所にあるのだ。

  

↑蝶々がいました。
チョウチョがいるのはあまり見ないかも・・・。
素敵な気分になりました。

 

 さらに進みます

  

 色々な実がいっぱい

  

あと、カカオがありました!
私も大好きなチョコレートの原料のカカオです

  

カカオは割とでかいです。

  

そしてやっぱり注目はバナナでした。いいねいいよ〜

 

南国系の場所を過ぎ、外に出ました

 外も南国風。

素敵な(そして人のいない)道のりを進んでいくと

  

色々な南国らしい花がいっぱいありました(⌒∇⌒)ノ

 

 看板をみて進みます 

 コーヒー?

コーヒーの木ってどんなのでしょう!
期待です

 あれ? 

割とコーヒーの木は普通でした・・・

 

途中にこんな場所が。

 「メモリーフォトポイント」

つまり「写真を撮ってねポイント」というわけなのでしょうか。
なに〜そんな、写真なんてとってあげないんだからっ(((゜Д゜)))

と思ったけど

 とってもキレイ♪ 

 

そして、この園内によくあったこの植物。

 なに?これは・・・

近寄ってみると・・・ 

 パイナップル〜!!

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

パイナップルはこんな風になるんですね。
初めて知りました。

しかし

こうしてみると・・・ 

 生首のような・・・・

うっ
ブルブル
何を言ってるのだ〜

と思いつつどうもパイナップルがそう見えて仕方がない私でした(すみません) 

 バナナ!!

 バナナの木をまた発見(⌒∇⌒)

その他の植物たち

 

   

 

そして、ここのすばらしいところは
滝マニア(私は滝マニアではないが)にはたまらない
超珍しい、日本で2つしかない滝があるのです。

 海が見えてきました 

 滝だ〜〜〜

でも遠い。

 ズーム 

 さらにズーム

この滝はトローキの滝といって、
直接海に注ぎ込む滝というのは珍しいらしい。
滝マニアではない私は、わりと普通の印象。

でもすばらしい風景でした。

 

■リサーチパークの動物たち

植物園ですが動物も少しはいました。

 南国らしい色。

すると、とある鳥小屋の前にこんなものが。 

 かみます!

・・・・・・・・・・・・。
・・・。

動物にかまれまくって●●年。
これはやるしかない!!

 

 おいでおいで・・・・

 ガブ!!

本気でかじられた時の写真は撮れませんでしたが(痛くて)
また1つ、動物にかじられることに成功しました・・・・
(断じて変態ではない)

 

 

面白い鳥がいました

  

赤ちゃんが生まれてた!!
どんな動物でも赤ちゃんはかわいいですね〜
ヒナって黄色なのがかわいかったです。

 

 ジュースを飲んでみた(※有料)

 

みやげ物を見るだけ見て(買ってない)
ここを後にしたのであった。

 

あまり観光本に期待のスポットのようには
書かれてなかったのですが
私はかなり楽しみました。
都会は植物が少ないから、よけいにかな?



(後半編に続きます)

 

 

 

■NO3 屋久島3日目 屋久島観光編(後半)に続く。

 

→ NO3屋久島観光編(後半)

 


<過去編>

(屋久島NO1レポはこちら)

(屋久島NO2登山レポはこちら)

 

 

☆レポートのコーナーに戻る

★TOPに戻る