2011年1月下旬

青森県 真冬の温泉旅行記 (不老不死・酸ヶ湯・青荷温泉)その1(1/2)

 





 




<旅のきっかけ>

真冬不老不死温泉に、人生1度は入ってみたい!と
いろいろ落ち着いた頃の1月下旬に青森旅行に行ってきました。

今回の温泉は「不老不死温泉」「青荷温泉」と「酸ヶ湯温泉」の
青森県にある3つの名湯秘湯です。



まず「真冬の不老不死温泉は入れるのだろうか?」という疑問がありました。
ネットで検索するも真冬の情報が少ないため、
自分で試してレポートをいたします。

結論としては
「真冬の不老不死温泉は、 真冬でも温泉の温度が高く丁度良い」
(ただし荒天だと、風呂が海の中に沈むので注意)

素晴らしい景色の中、お風呂に入れる素晴らしい温泉です。


 

■不老不死まで辿り着こう 編

  久しぶりの新幹線「はやて」です。

最近新青森駅が開通して、だいぶ東北へのアクセスがよくなってきて
きているようですね。

  駅弁とビールを買う。

  晴天!(途中までは…)

※後ほど、超荒れの天気になり、色々な路線が止まりそうになりました。

  今回はノートPCを持ち込み。

 雪深い。

 

青森県は深浦町「ウエスパ椿山駅」に到着しました。
五能線という海岸線を走る、きれいな景色を見ることができる路線の駅です。

 無人駅。

 ちょうど電車がきました

 電車マニアじゃなくてもわかる、いい電車。

 

さてここで、
ウエスパ椿山駅すぐそばのお土産物屋さん(&温泉施設?)で
不老不死温泉での飲み物を調達します。
やはりここで買うのは、地酒でしょうか。

地酒といっても、日本酒はあまり知らない私。
何を買えばいいのか迷うので、
とりあえず、店の人気ランキング上位を買うことにしました。

 まず1位のコップ酒「深浦丸」を購入。

コップがお土産になりそうです(゚Д゚ )<今回は忘れて帰ってしまったが・・・。

 2位の「白神山地のブナ」も購入することに。

 150円のチーズケーキもおやつに買った!安い

このチーズケーキの訳あり商品、甘さ控えめでコクがあり、すごくおいしい!
あるだけ買ってくれば良かった・・・。と後悔したぐらい美味しかった。

 

 玉子ガニも購入・・・。は、しなかった。

カニがまるごと入っていてちょっとビクビク。
インパクト大であります。

スルメを買おうかどうか迷った・・・。

 

■不老不死温泉到着

ウエスパ椿山駅で地酒を購入した後、すぐ、近くの不老不死温泉に到着です。

 不老不死温泉(写真は翌日の吹雪の後)

不老不死温泉は、「不老死温泉」と「不老死温泉」の2つの書き方があります。
現在のオフィシャルは平仮名の「ふ死温泉」とのこと。

昔は「不老不死温泉」だったのですが、
占い師(?)に鑑定してもらったら「不が2回続かないほうが縁起がいい」ということで
途中で変えてしまったそうです。

個人的には、全部漢字のほうが素敵だと思う・・・が。なるほど。

 

ここの温泉旅館は、建物が「きれい!」「近代的」「設備ばっちり!」という
秘湯の温泉旅館にしては、だいぶホテルに近い施設です。


 お部屋。窓の外は日本海が見えます。

ここは、トイレと洗面台がホテルのように広くてきれい。
暖房設備ばっちり。窓ガラスも2重。テレビも液晶だし、ドライヤーもある。
建物も新しい感じ。
1万ちょっとの温泉にしてはすごくサービスが良い施設です。

 自由(無料)に使えるネット設備もあった。

秘湯の温泉旅館というと、すきま風が入り、共同トイレ・共同洗面所という
過去の経験がありましたが(私の払えるレベルで)ここはきれいで快適でした。

秘湯の雰囲気がないという人もいるかも、ですが、
ここの旅館はすごく頑張っている感じがそこかしこに感じられて
素晴らしい宿だと、色々な部分で感心したのでありました。

 

■不老不死温泉のお風呂に入ります

 ホテルの外にあるお風呂にでかけます

 混浴露天風呂

東北は混浴露天風呂がかなりよいのです。
(右上に、女性用のお風呂もあり)

雰囲気的に嫌な方もいるかも知れませんが、
この温泉はにごり湯なので全然問題ない!・・・はず。

 日本海がすぐそばに。

到着してすぐ不老不死温泉の、メインのお風呂
海辺の露天風呂に入りに行きます。

 一番乗りだったので、貸切状態! 

いや〜素晴らしい!
来て良かった!!日本海と熱くてしょっぱい塩泉(+鉱泉)最高です。

 

<勝手に疑問解明>

Q「真冬の青森県だから、雪が多くて入れないのでは?」


→写真のように、意外と雪が降っていない。
 (日本海側は、雪がそんなに多くない)

Q「気温がマイナス5度ぐらいだから、お風呂がぬるすぎては入れないのでは?」

→そんなことはなく、調度良いOR熱いぐらいのお湯でした。

特に、春〜秋は人が多いけど
真冬の不老不死温泉はお客さんが少なくて、すごく情緒あふれる感じでした。

海辺のお風呂はとてもよく、冬のさなか無事に入れて良かったです。

寒すぎるか?と心配していましたが、根性がない私でも入れました。
最初は寒すぎて、
心臓マヒになったらどうしようと本気で心配しておりました。



 夕日がきれいな時期の絵

ここ、不老不死温泉は、
日本海に沈む夕日が綺麗に見えるということで有名な温泉です。


冬は曇り・雪の天気が多く見えづらいのですが、天気がよければ
素晴らしい景色を見られるとのこと。

 

 

■新しくできたという、新館の露天風呂

宿泊した翌日、朝風呂に露天風呂にはいろうと思ったのですが
超荒天で、風呂が海に沈んでいたので
館内の露天風呂に入りに行きました。

 結構景色もよい!

下には、波に沈んでいる海辺の露天風呂も見えます↓

 あ〜〜沈んでる・・・

こちらの新館の新しいお風呂は、
「ぬるい」と断言してもいいぐらいぬるかったです。
(こちらは海辺の混浴風呂と違い、男女別に分かれています)

もしかしたら、ぬるいというホームページの評価はここのお風呂ではないかと思うぐらいです。

 

ぬるかったけど、景色はすごく、よかったです。
他に、露天以外に透明な井戸水のお風呂と、しょっぱい塩泉のお風呂、
さらにサウナとあって非常に気がきいた、
誰でも楽しめる素晴らしい温泉でした。

不自由に感じたところは、一切なかったです。


 

同じ海辺の露天風呂の入り口ですが、
右(お風呂に入れた頃)と、左(朝の海)では
全く海の荒れ具合が違います。 

 

 

 ←これは入れない・・・

日本海、
荒れても凄そうだな〜と思っていたのですが
期待に応えて(?)大荒れになってくれました。

日本海の荒れたときは、それはもうものすごいのだとよくわかりました。 

  露天風呂すぐ右。

自分が行ったときに沈んだお風呂は、まだまだ甘かった。
不老不死温泉の風呂が海に沈んだ歴史が展示されていました。

 

なに!?
自分の行ったときのやばさは、これに比べるとまだまだでした。

夏の台風か何かの時でしょうか?
 

 結構イケている、青森のキャラ。

「いくべぇ」です。

これかわいいな〜と思ったのですが、
現在映画化されている「ワサオ」とか、「リンゴチャン」とかばっかりで
この割といいキャラクターのグッズはあまり置いてなくて残念。

 

 

■二日目は大荒れ

2日目の天候は、大荒れ。

 ザパーン!と、こんな感じ

夜から大吹雪。
電車は止まるし、飛行機も飛ばなかったらしいし、
不老不死温泉も、朝から晩まで凄い大嵐の音がしました。

そんな2日目です。

 五能線に乗る予定でしたが、運休。

五能線は海岸線を走る、非常に景色豊かな電車なのですが
大荒れの天気なので、本日は運休です。

う〜ん残念。
しかし東北は毎日雪模様だったのでしょうがない。

次に金木に向かいますが、
ここの場所はいつも荒れているので「地吹雪体験ツアー」なるものがあるそうです。

 地吹雪初体験・・・・。

凄い、地吹雪でした・・・・(((゜Д゜)))

 

 「わさお」

映画になったらしい、「わさお」。
映画になったのに、私は全然情報を知りませんでした・・・。

わさお、の本人(本犬)も丁度見えました。写真には撮れず。

最初はなんだこの犬は?と思っていたのですが
2〜3日東北でワサオを見ているうちに、だんだん感情移入していくという
なんとも魅力的な犬でありました。。。

 

■斜陽館

太宰治の生家であります。

 

  ご立派

  さらにご立派

道後温泉で見たような、そんな歴史的な建築物でした。

にしても、シンシンと降る雪の中、板間は非常に冷たく
東北の極寒の地の厳しさや、
現在の暖かさの幸せを感じたり致しました。

 

■青森温泉旅行NO2(2/2)に続く

 

 

 

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