2011年1月下旬

青森県 真冬の温泉旅行記 (不老不死・酸ヶ湯・青荷温泉)その2 (2/2)

 





 




<旅行記後半 雑記>

真冬の不老不死温泉に、人生1度は入ってみたい!と思って出かけた旅後半。
(前半はこちら)
不老不死温泉に無事に入浴できたものの、翌日は大吹雪で大変なことに。

1日予定がずれていたら、東京に戻れなかった&青森に辿りつけなかった・・・。ガクブル
真冬の東北は、予定に余裕をもって臨む必要があるようです。


本日のお宿は、「ランプの宿 青荷温泉」という、
お部屋に電気がない、素敵な温泉です。

 

 

■青荷温泉を目指す 編

大荒れの天気の中移動していたのですが、
吹雪の中、途中で太陽が出てきました。

 雪の中、出てきた太陽

見たことなかった。幻想的です。

きれいだったのですが、大雪で「車が全然前に進まない」
という状況があって、トイレに行きたくて結構やばかった・・・・・・・・です。
こういうとき、一体どうすればいいのか毎回悩む!(泣)。

 

さて、大雪の中、
黒石市の「こみせ通り」に立ち寄りました。
ここも北東北の雰囲気がすごく良くて、素敵なところです。


当日は大荒れの天気(+平日)だったで
「客ゼロ」「ほとんどの店が閉まっている」

という、超貸切&閉店状態でした。
そのおかげか、雪の街の雰囲気が感じられて、静かでよかったです。

 

 こみせ通りはこんな所。

観光地としても有名のようです。
(が・・・本日は人いない)

雪深い場所なので、雪が積もらないように「屋根付き通路」が作られているのだそうです。



 左方向

 正面方向

いや・・・雪スゴー!です。

雪深い所なので、こういう屋根がある通路のおかげで
とても歩きやすくなっています。
建物も歴史が感じられて、とっても素敵なのです。

 

 ツララが凄いことになっていました。

   

つららって、気になります(゚Д゚ )

武器になりそうなツララがいっぱい出来ていました。

 

 酒屋さんで「きき酒」。

飲んだのは、にごり酒と新酒(度数高め)だったかな。
どっちもうま〜い!!


協議の結果(自分の中での)、「にごり酒」を購入しました。
今夜の宿、青荷温泉で飲むためである。

 犬も雪まみれ 

 雪と水の流れがきれい。
↑個人的に非常に気に入ってバシャバシャ写真を撮ったのですが
うまく雰囲気を伝えられる写真がなかった・・・。

雪が多かったのでここまでの移動は大変で、
お店もほとんど開いてなかったのですが、なんか不思議と楽しかったです。
ここにこの時期これて良かった、かもなとか思いました。

オトイレに黒石市役所さんにお世話になりました。
観光客に開放してくれてるそうで、ありがたいことです。




■時間があったのでちょっとコケシ的なものに。。。

時間があまってたので、「黒石のこけし館」なるものに寄ってしまった。
写真はほぼ撮ってない…。こけし好きなら楽しめるのかも?

 巨大こけし建立中?

 

■青荷温泉へ出発

青荷温泉に行くには、非常に細くて山深い道を通る必要があるので

冬期は「青荷温泉への専用バス」があります。

道の駅で乗り換えます。

 (道の駅は冬季閉鎖)


  すごい雪の細い道を進むバス・・・。

乗っている時間はおよそ30分程度。
結構、雪深い道を進む。こんなに遠いと思わなかった。
行きは山道を登っていくので、スリル満点です。

山の中なので、「青荷温泉雪かき車」が雪かきをしています。

青荷温泉専用の雪かき車とのこと。。。維持費が結構大変そうです。

  やっとついた青荷温泉。

電気がない宿、として有名です。

 部屋の明かりはランプのみ。

 暖房はコレだけです。サムイ〜

TVもないし携帯の電波も通じないし、デジカメの充電はできないし
ランプしかないから、暗いし・・・
真冬の山奥の温泉にての、おこもり生活を味わえます。

毛布はいっぱいあるので、布団にくるまっていれば暖かく眠れます。

 

とにかく、雪深いこの温泉は絵になる場所だらけ。。。。
写真もいっぱい撮れました。

 温泉に続く道。 

お風呂と温泉は離れていて、各自歩いて、
4つあるお風呂の好きなところに入りに行きます。
(そのうち1つは旅館内にある)

 混浴風呂その1

 子宝の湯
↑混浴用の風呂。2人ぐらい入れるサイズ、みたいです。

タルのお風呂は温度が熱めです。
広いお風呂はぬるめなので、上がる直前にタルの湯に入って出ると丁度よいです。

ここの広いお風呂はたまに「ぬるすぎる!」ともありましたが
個人的にこれぐらいが丁度いいかも。。。
ノンビリできて気持ちよいです。


ぬるいとのんびりと「雪見酒」ができるんですよね。

お風呂に入って日本酒飲んでる人がおったです。
(お風呂でお酒が飲めるとは、知らなかった〜)



 女性用風呂1 

 女性用の滝見の湯。滝が見えます。

 蝋燭と雪とランプ
↑温泉に続く道 寒い。

 食事場所もランプです。

囲炉裏で、「岩魚」を焼いて食べれます。
食事は全体的に相当美味しくて、感動。


最高なのは、「生ビール」が500円で飲めたこと。しかも美味しい。
こんな秘境なのに安い・・・。
そして注ぎ方がうまいのか、保存?温度がよいからか、ビールの味がうまい。
雰囲気補正を差し引いても、
人生で「うまい」と感じたビールの中で上位。不思議。

東北の湿度とビールの旨さは相関が高いのではないだろうか・・・
と思ったか思わなかったか。



 いろり!

↑談話室で、誰でも使えるお部屋






■酸ヶ湯温泉です

キターーー!(不老不死温風の水没画像風に…)

  酸ヶ湯温泉入り口

祝:新青森駅開通!
ずいぶんと便利になったものです。

 雰囲気も最高!

  温泉入り口。

真冬のさなかですが、酸ヶ湯温泉は活気があります。


混浴の大浴場「仙人風呂」に入りましたが、
硫黄の匂いも素晴らしいその濃いいお風呂は
「酸ヶ湯センパイぱねっす!!!」って感じです。

温泉好きとして、間違いなく★★★★★(五つ星)

上がってからのホカホカ維持時間も相当な物。

 

色々な温泉ページを見てもここの温泉は満点付けられてますね。
個人的に「温泉のゼンイチ」と呼ば・・・ゲホゴホ。


(温泉は、様々な要素はあれども総合力は相当高いということを伝えたい)


とにかく、ここはファンが多いお風呂であり、
自分も超好きな温泉のうちの一つです。

真冬の時期に入るのは初めてだし、来れて嬉しかったです。


お風呂はケムリでモクモクしていたので、混浴だけど視界数十センチなので入りづらさはない。

モクモク具合は日によって違うそうですが、
特に真冬は外気と内気の温度差もあってモクモクしているのかもしれない。

この温泉もまた、時期も時期だからか人があまり入っていなくてのんびり出来ました。

 

 風呂上りのビールはうまかった・・・

 

■旅の終わり

2日目の大吹雪で「このまま低気圧が停滞していれば、東京に戻れないだろう」
という予報(?)であり、その可能性が高かったのですが、
運良く天気が変わってくれて、快晴に。よかった・・・・。

(1日前だったら、電車のなかで1泊追加だったでする。それはそれで楽しそうだが、、、)

 そういう意味でも青空に感動

 

 「はやて」で帰ります


スカートの下にジャージっす(笑)



青森旅行で「サシミ」の旨さに目覚めたので、
帰りがけは刺身をつまみにビールを飲んで帰ったのでした。


 

■総括

・冬の青森県は厳しかった、が、その分の感動はあった。
 ・・・でも厳しいから、年取ったらチャレンジできないかも・・・。
 (というか、旅行は体力だ!!と思った)


・青森県で飲むビールはうますぎる。気温湿度と関係あるのか?

・トイレ付きの交通手段の確保が必要(((゜Д゜)))

・今回の3つの温泉、全て全部★★★★★!名湯でした。


 

<1つ前>
■青森温泉旅行NO1(1/2)に戻る

 

 

 

☆レポートのコーナーに戻る

★TOPに戻る